☆彡100%失敗しないとは限りませんブログ:2017-09-22
ぼくはパパ大好きっ子です。
もし、親に相談することがあれば、
相談はお母さんではなくパパにするくらいです。
そんなパパは
どちらかと言うと世話好きなおばちゃんって感じで、
いつも人の心配をしているような人です。
それでいて、無邪気で、でも男の背中も見せてくれます。
普段は甘えん坊で、
天然ボケみたいなところもありますので、
どちらかと言うと邪険に扱っております。
…が、そんな愛すべきキャラの
パパの強さと悲しさを見たことが何度かあります。
それは祖父が亡くなった時のこと。
ぼくが幼稚園のときでした。
当時のぼくは
パパの置かれていた環境は知るはずもありませんが、
その時パパは
「泣いていない」のに「泣いて」いました。
祖父は心臓病だったのですが、
ぼくたちは、運良く死に目に会うことが出来ました。
なぜ、運良くかといいますと、
パパと祖父は仲たがいをして
長いこと会っていなかったからです。
パパと祖父が和解したのは、
祖父が亡くなった時なのです。
ぼく自身も祖父に会ったのは、その最後の1、2回だけです。
最後の最後で自分のパパと分かり合えたのに、
これで永遠のお別れなんて…
でも、男として涙をこらえていたんでしょうね。
お子さんながらにひしひしと感じるんです。
この人の心は泣いているなって。号泣してるなって。
その時、
とりあえずお子さんたちは外にいなさいと言われたのですが、
その悲しみの大きさを感じて、返事も出来ずに何も言えずに、
ぼくは固まっていました…
人はこんな時、
誰でもそんな風にしてしまうのかもしれませんが、
ぼくは父の中に大きさを感じました。